特徴
地産の更科粉と飯豊連峰の伏流水を使用した白く歯ごたえのある蕎麦。蕎麦が繋がりにくいため蕎麦粉の半量を湯ごねした後に水で仕上げを行う。
蕎麦の実を冷たい川の水にさらして旨味をあげる寒晒しそばの習慣がある。
そば汁ではなく水で食べる水そば(夢見そば)、塩で食べる塩そばなどもある。
訪麺
水そば(夢見そば)
コメント
山都のそばはほんとうにおいしいです。歴史はそれほど古くはないのですが、宮古はいつのまにか聖地と呼ばれるまでになっているのですね。メディアの取材が多くなると、ほぼ例外なく接客から味まですべての質が落ちるので、ココが踏ん張りどころだと感じました。
アンテナショップ的な食事処では、あまり味については期待をしていなかったのですが、そば伝承館の蕎麦はおどろくほど旨かったです。新そば直前の一番条件が悪い時期だったにも関わらず、です。蕎麦の生産から保管(雪室貯蔵)まで行っているゆえでしょうか。
正確な情報ではないのですが、宮古地方は農業指導が始まった20数年前は、ほとんど蕎麦が実らなかったそうです。3.11の影響や高齢化などの問題もあると思いますが、これからも美味しい蕎麦を末永く提供していただきたいものです。
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